観葉植物を植え替えようとして鉢を探すと、「5号」「6号」「8号」といった数字が並んでいます。
慣れてしまえば分かりやすいのですが、最初は6号と言われても、実際に何cmなのかイメージしにくいものです。
さらにややこしいのが、鉢の号数だけを見て選べばいいわけではないこと。
植物を大きく育てたいからといって、今よりかなり大きな鉢へ一気に植え替えると、根の量に対して土が多くなり、なかなか乾かなくなる場合があります。
私が植え替えるときも、植物の高さより先に確認するのは現在の鉢と根鉢の大きさです。
基本的には今使っている鉢より一回り大きいサイズを候補にすると、極端な鉢増しを避けやすくなります。
この記事では、2号から10号までの直径を一覧にしながら、それぞれがどれくらいの観葉植物に使いやすいのかを紹介します。
必要な土の量や鉢カバーを選ぶときの見方まで分かるようにまとめました。
- 2号から10号までの鉢の直径
- 号数ごとの大きさと使いやすい植物
- 植え替えで失敗しにくい鉢サイズの選び方
- 鉢サイズごとの必要な土量の目安
観葉植物の鉢サイズ一覧
まず知っておきたいのが、植木鉢の「号」という表記です。
号数と直径の関係を覚えてしまえば、通販で鉢を購入するときも大きさを想像しやすくなります。
1号は直径約3cmが目安
一般的な植木鉢では、1号につき直径約3cmとして考えます。
つまり3号なら約9cm、5号なら約15cm、8号なら約24cm、10号なら約30cmです。
計算自体は簡単で、「号数×3」でおおよその直径が分かります。
例えば7号鉢を見つけた場合は、7×3=21なので直径約21cmという具合です。
園芸用品メーカーのリッチェルでも、鉢の一般的なサイズ表記について「1号=3cm」と紹介されています。
商品によって縁の厚みや形は違うため多少の差はありますが、鉢を探すときの基準として覚えておくと便利ですよ。
(出典:リッチェル「鉢・プランター選びのポイント」)
鉢の直径を知りたいときは「号数×約3cm」と覚えておけば十分です。
ただし、購入するときは号数だけで決めず、商品ページに記載された外寸や内寸も確認してください。
2号から10号までの直径と土量
観葉植物で使うことの多い2号から10号までを一覧にすると、次のようになります。
ここで注意したいのが、号数から分かるのは基本的に鉢の直径で、土の容量までは決まりません。
同じ10号鉢でも、浅めの鉢と深鉢では入る土の量が大きく変わります。
| 号数 | 直径の目安 | 土量の目安 | 大きさのイメージ |
|---|---|---|---|
| 2号鉢 | 約6cm | 約0.1〜0.2L | 極小サイズ |
| 3号鉢 | 約9cm | 約0.3〜0.4L | ミニ観葉植物 |
| 4号鉢 | 約12cm | 約0.5〜1.0L | 卓上サイズ |
| 5号鉢 | 約15cm | 約1.0〜1.5L | 小型サイズ |
| 6号鉢 | 約18cm | 約1.5〜3.0L | 小型から中型 |
| 7号鉢 | 約21cm | 約2.5〜4.5L | 中型サイズ |
| 8号鉢 | 約24cm | 約4.0〜8.0L | 中型から大型 |
| 9号鉢 | 約27cm | 約6.0〜12.0L | 大型サイズ |
| 10号鉢 | 約30cm | 約8.0〜15.0L | 大型・シンボルツリー |
この表の土量は、一般的な中鉢から深めの鉢までを含めたおおよその範囲です。
同じ号数でも、鉢の高さや底へ向かう細まり方によって容量はかなり変わります。
例えばアイリスオーヤマの10号鉢を見ると、中鉢タイプの「ティルト中鉢」は約10L、背丈のある植物向けの「ティルトケンガイ鉢」は約13L、さらに形状の異なる10号鉢では約15Lの商品もあります。
そのため、10号鉢だから土は○Lと一つの数字に決めてしまうのは避けた方がいいでしょう。
大和プラスチックの製品でも、10号の中輪鉢は約6.4L、長鉢Lは約9Lとなっています。
つまり、同じ直径約30cmの10号でも、形によって倍近い差が出ることがあります。
土を購入するときは、号数より鉢の商品ページに記載されている「容量○L」を優先してください。
容量表示がない場合に、上の表を目安として使うのがおすすめです。
なお、植え替えでは鉢の容量と同じ量の新しい培養土が必要になるわけではありません。
鉢の中には植物の根鉢も入るため、古い土をどれだけ残すかによって実際に追加する土の量は変わります。
例えば容量10Lの鉢へ植え替える場合でも、根鉢があるため新しい培養土を10Lすべて使うとは限りません。
ただ、途中で土が足りなくなると作業しにくいので、少し余裕を持って準備しておくと安心です。
メーカー公式の容量を見ると、鉢の形による違いが分かりやすくなります。
アイリスオーヤマ「ティルトケンガイ鉢」では、6号約3L、7号約4.5L、8号約6.5L、9号約9.5L、10号約13Lとされています。
また、大和プラスチック「長鉢L」では、4号約0.5L、5号約1L、6号約1.7L、7号約3L、8号約5L、9号約6.5L、10号約9Lです。
土の量は形によって変わる
同じ6号鉢でも、すべて2.2L入るわけではありません。
直径が同じでも、高さの低い浅鉢と縦長の深鉢では土の容量がかなり違います。
また、一般的な植木鉢は底へ向かって細くなっています。
円柱の容器とは違うので、直径だけを使って単純に容量を計算すると、実際より多く見積もってしまうことがあります。
そのため、植え替え用の土を購入するときは号数だけではなく、鉢の商品ページに「容量○L」と書かれていれば、その数字を優先すると分かりやすいでしょう。
鉢底石を入れる場合や、鉢の上部に水やり用のスペースを残す場合は、表示容量いっぱいまで培養土を使うわけではありません。
土量の数字はあくまで購入量を考えるための目安として使ってください。
2号から5号鉢の大きさ
2号から5号は、ミニ観葉植物や卓上サイズの植物でよく使われます。
小さい鉢は場所を取らない一方、入る土が少ないため乾きやすいという特徴もあります。
2号鉢は直径約6cm
観葉植物の2号鉢は、直径約6cm。
手のひらに収まるほどの小さなサイズで、ミニ観葉植物や多肉植物、挿し木から育てている小苗などで見かけます。
デスクや棚へちょっと植物を置きたいときには便利ですが、長期間そのまま育てるには小さすぎる植物も少なくありません。
根が鉢いっぱいに広がってきたら、3号などへ植え替えることを考えます。
また、2号鉢は土の量が少ないので、大きな鉢より乾燥が早めです。
小さいから管理が楽というより、植物によっては水切れを確認する回数が増えると思った方がいいかもしれません。
3号鉢は直径約9cm
観葉植物の3号鉢は直径約9cmです。
園芸店やホームセンターで販売されている小さな苗でもよく見かけるサイズですね。
ペペロミア、ポトスの小苗、テーブルヤシ、ガジュマルなど、小型の観葉植物を育てるときに使いやすい大きさです。
購入したばかりの植物が3号ポットに入っているケースもあります。
ただし、植物の高さだけを見て「まだ小さいから3号で十分」と判断するのはおすすめしません。
地上部が小さくても根が鉢の中を回っていることがあるからです。
小さな鉢を植え替えるときは、鉢底穴から根が出ていないかも見ています。
水をあげてもすぐ乾くようになった場合も、根が増えて土の入る余地が減っている可能性がありますよ。
4号鉢は直径約12cm
4号鉢の大きさは直径約12cm。
3号より3cm大きいだけですが、実物を並べてみると植物を植えられるスペースにはかなり余裕が出てきます。
小型のパキラ、ガジュマル、ポトス、サンスベリアなど、卓上や棚へ置く観葉植物にも使いやすいサイズです。
3号鉢で根が回ってきた植物の鉢増し先として4号を選ぶ方法も分かりやすいでしょう。
インテリアとして鉢を選べる種類も増えてくるので、シンプルな育成鉢から陶器風のものまで選択肢が広がります。
植え替えと見た目の変更を同時にしたい場合にも扱いやすい大きさです。
5号鉢は直径約15cm
観葉植物の5号鉢は直径約15cm。
片手で持てる程度の小型観葉植物から、少し高さのある植物まで使われます。
5号になると卓上だけでなく、低い棚や植物スタンド、床置きなど飾り方の選択肢も増えてきます。
植物そのものの種類だけでなく、幹の太さや根の量を見ながら判断したいところです。
例えば現在4号鉢で育てていて根詰まりの兆候があるなら、5号は分かりやすい植え替え候補になります。
一方、2号や3号からいきなり5号へ変更するのは、根の量によっては大きすぎます。
観葉植物向けの植木鉢を通販で探す場合も、「直径15cm」だけでなく「5号」と検索すると候補を見つけやすくなります。
6号から10号鉢の大きさ
6号以上になると、床置きで楽しむ観葉植物にも使いやすくなります。
ただ、大型になるほど土と鉢を合わせた重量も増えるので、置き場所や移動方法まで考えて選ぶことが大切です。
6号鉢は直径約18cm
観葉植物の6号鉢の大きさは直径約18cm。
ホームセンターや園芸店でもよく見かけるサイズで、小型から中型の観葉植物まで幅広く使えます。
パキラ、ウンベラータ、モンステラ、サンスベリアなどでも、株の大きさによって6号鉢で販売されているものがあります。
ただし「モンステラなら6号」と決められるわけではありません。同じ種類でも株齢や根の量によって適した鉢は違います。
5号から6号への植え替えなら、直径は15cmから18cmへ3cm増えます。
一回り大きくする典型的な鉢増しなので、現在5号で根がいっぱいになっている植物なら検討しやすいサイズです。
7号鉢は直径約21cm
7号鉢は直径約21cmです。
6号より少し大きいだけに見えますが、土の量は増えるため、持ち上げたときの重量も変わってきます。
ある程度成長したパキラやフィカス類、モンステラなどを床置きで育てる場合にも使いやすい大きさです。
鉢を含めた植物全体の存在感も出てきます。
このくらいのサイズからは、植え替え前に「どこへ置くか」を決めておくのがおすすめです。
水やりのたびに浴室やベランダへ移動するなら、陶器鉢より軽いプラスチック鉢の方が扱いやすい場合があります。
8号鉢は直径約24cm
観葉植物の8号鉢は直径約24cm。
リビングや玄関などで床置きする中型から大型の観葉植物に使われることが多いサイズです。
土量の一般的な目安は約5.2Lですが、深鉢になるとさらに容量が増える商品もあります。
水を含んだ土は重くなるので、鉢自体が重い陶器製の場合は移動しにくくなる点も考えておきましょう。
植物を大きく見せたいからと8号へ植え替えるのではなく、現在7号前後で根が十分に回っているかを見ることが大切です。
見た目だけ大きな鉢へ変えたいなら、植え替えをせず鉢カバーを利用する方法もあります。
9号鉢は直径約27cm
観葉植物の9号鉢は直径約27cm。
8号と10号の間にあたり、ある程度大きく育った株を管理するサイズです。
9号クラスになると植物を含めた重量がかなり増えることがあります。
そのため、キャスター付きの鉢台や植物スタンドなどを組み合わせておくと、掃除や日当たり調整の際に動かしやすくなります。
また、鉢底から大量の水が出るので、室内では受け皿のサイズにも注意が必要です。
鉢の直径だけ確認して受け皿を購入すると、底面が収まらないケースもあります。
10号鉢は直径約30cm
観葉植物の10号鉢は直径約30cm。
大型のパキラ、フィカス類、ウンベラータ、ストレリチアなど、リビングの主役になるような観葉植物で使われるサイズです。
10号になると「直径30cm」という数字以上に大きく感じるかもしれません。
高さのある鉢なら土量も増えるため、購入前には鉢の直径だけでなく、高さと容量を確認することをおすすめします。
大型植物は一度設置すると頻繁に移動しにくくなります。
床の耐荷重を過度に心配する必要があるケースは多くありませんが、鉢と湿った土、植物を合わせると思った以上の重量になることは覚えておきたいところです。
10号鉢だから10号の植物を植えなければいけないわけではありません。
号数は植物そのものの大きさではなく、基本的には鉢の直径を示すものです。
植物の高さと鉢サイズを一対一で考えないようにしましょう。
植え替える鉢サイズの選び方
号数が分かったら、次に重要になるのが「自分の植物には何号が合うのか」です。
ここでは見た目ではなく、根を基準に考えていきます。
一回り大きい鉢を基本にする
植え替えで鉢増しをするなら、基本は現在より一回り大きな鉢です。
一般的な鉢なら1号大きくする方法が分かりやすいでしょう。
例えば4号から5号、5号から6号、7号から8号といった選び方です。
直径では約3cm大きくなるため、根が伸びる新しいスペースを作りながら、土が極端に増えることも防げます。
ただ、植物によって根の張り方は違います。
現在6号でも根鉢がまだ小さいなら、必ず7号へ変更する必要はありません。
反対に、生育が旺盛で根がかなり詰まっている場合は、状態を確認しながら選ぶ必要があります。
長く同じ鉢で育てている場合は、鉢底から根が出る、水が染み込みにくくなる、水やり後すぐ乾くといった変化も植え替えを考える材料になります。
大きすぎる鉢を避ける
「どうせ大きくなるなら最初から10号にしておこう」と考えたくなるところですが、観葉植物ではおすすめしにくい選び方です。
根の少ない植物を大きな鉢へ植えると、根が吸える水分に対して土の量が多くなります。
それによって鉢の中心部が長く湿り続けると、根の状態を悪くする原因になることがあります。
鉢は植物を大きく見せるためではなく、今ある根が無理なく育つ大きさを選ぶと考えると分かりやすいですよ。
もし過湿による根の傷みが気になる場合は、観葉植物の根腐れへの対処法も参考にしてください。
鉢サイズだけでなく、水やりや土の状態も一緒に確認することが大切です。

根鉢の大きさを確認する
私なら植え替え前に、まず株を鉢から抜いて根鉢を確認します。
鉢の内側に沿うように根が回っている、底に根が集中しているといった状態なら、鉢増しを考えやすくなります。
逆に、鉢から抜いたときに根がそれほど広がっておらず、土が簡単に崩れてしまう場合は、大きな鉢へ変えるより現在と同程度のサイズで管理した方がいいケースもあります。
特に根腐れで傷んだ根を切った場合は注意が必要です。
根の量が減っているので、以前より大きい鉢ではなく、同じ大きさや少し小さい鉢へ植え直すこともあります。
私は「植物の高さに対して鉢が小さく見える」という理由だけでは鉢増ししません。
見た目と根の状態は別物です。迷ったら、一度鉢から抜いて根の回り方を見る方が判断しやすいですよ。
鉢の深さも確認する
号数は主に鉢上部の直径を見るための数字なので、鉢の高さまでは分かりません。
同じ6号でも、浅鉢と深鉢では形も土の量も大きく変わります。
一般的には、根が下方向へ伸びやすい植物や背丈のある植物なら、ある程度深さのある鉢の方が扱いやすいことがあります。
一方、根がそれほど深く張らない植物を必要以上に深い鉢へ植えると、下部の土が乾きにくくなる場合があります。
そのため通販で鉢を選ぶときは、「6号」と書いてあるだけで決めず、直径18cm前後であることを確認したうえで高さも見てください。
鉢カバーは内寸を確認する
観葉植物をおしゃれに見せたい場合、植木鉢そのものを交換せず、鉢カバーへ入れる方法も便利です。
ただし、鉢カバー選びでは号数だけを見ると入らないことがあります。
育成鉢より余裕を持たせる
例えば6号の育成鉢は直径約18cmですが、鉢カバーの内径も18cmしかなければ、縁が引っ掛かって入らない可能性があります。
鉢には上部の張り出した縁がありますし、鉢カバーにも厚みがあります。
そこで、現在使っている鉢の一番広い部分を実際に測り、それより余裕のある内寸を選ぶのが確実です。
商品説明に「6号対応」「8号対応」と書かれているものなら選びやすいですが、それでも育成鉢の形によって収まり方は変わります。
通販なら内径と高さまで確認しておくと失敗が減ります。
インテリアに合わせて観葉植物用の鉢カバーを選べば、植え替えをしなくても鉢の印象を変えられるのがメリットです。
重さと移動のしやすさを見る
鉢カバーは陶器、セメント系、樹脂、籐風素材などさまざまです。
小型なら好みで選びやすいのですが、8号や10号になると重量も無視できません。
すでに土と植物だけで重い大型鉢を、さらに重量のある鉢カバーへ入れると、掃除や水やりの際に移動しにくくなります。
よく動かす植物なら軽い素材を選ぶ、あるいはキャスター付きの台を使う方法もあります。
逆に背の高い植物で安定感を出したい場合は、ある程度重さのあるカバーが使いやすいこともあります。
鉢カバーに水をためない
鉢カバーには底穴がない商品も多いため、水やり後の管理には注意が必要です。
育成鉢から流れ出した水が鉢カバーの中へたまったままになると、鉢底が水につかった状態になります。
そのまま放置すると過湿につながるので、たまった水は捨ててください。
鉢カバーは「植木鉢」と同じように見えても、排水穴がない商品があります。
植物を直接植えられるかどうかは商品仕様を確認しましょう。
鉢や園芸用品を実店舗で探す場合は、観葉植物はどこに売ってる?販売店と選び方でも購入先を紹介しています。

鉢サイズに合わせた土の選び方
植え替える号数を決めたら、培養土も準備します。
ここで意外と起こりやすいのが、植え替えの途中で土が足りなくなることです。
必要量より少し多めに用意する
3号なら約0.3L、5号なら約1.3L、8号なら約5.2Lといった目安はあります。
ただし、新しい鉢へ入れる土の量は、植物についている古い土をどれだけ残すかによって変わります。
例えば8号鉢の容量が5L前後あったとしても、根鉢ごと植え替えるなら5Lすべてを新しい土に置き換えるわけではありません。
一方、古い土を大きく落とす植え替えなら必要量は増えます。
そのため、ぎりぎりの容量を購入するより、少し余裕を持たせる方が作業しやすいでしょう。
余った培養土は袋を閉じ、雨が当たらない場所で保管しておけば次の植え替えにも使えます。
排水性と保水性を確認する
観葉植物用の土では、水をため込むだけでも、すぐ全部流れてしまうだけでも管理しにくくなります。
余分な水が抜けながら、根が必要とする水分をある程度保てる土が扱いやすいでしょう。
市販の観葉植物用培養土なら、複数の用土があらかじめ配合されているため、自分で赤玉土や腐葉土などを一から混ぜなくても植え替えできます。
室内で使うなら、見た目や重量、虫の発生しにくさなどを考えて作られた商品もあります。
植物の種類だけでなく、自分がどこで管理するかまで考えて選ぶと使いやすいですよ。
植え替えと同時に用意するなら、鉢の容量に合わせて観葉植物用の培養土も一緒に準備しておくと作業が途中で止まりません。
鉢底穴と排水も確認する
サイズがぴったりでも、観葉植物を直接植える鉢なら排水性を確認したいところです。
基本的には、水やりした余分な水が鉢底から抜ける構造の鉢を使います。
底穴が小さい鉢や少ない鉢では、鉢底ネットなどを使いながら水の流れを確認してください。
鉢の種類によっては鉢底石を使う場合もあります。
ただし、「鉢底石を入れれば大きすぎる鉢でも大丈夫」というわけではありません。
サイズ選び、土、水やり、置き場所をまとめて考えることが大切です。
鉢の号数で迷ったときの判断
実際の植え替えでは、「5号と6号のどちらがいいのか」のように迷うことがあります。
そんなときは数字だけで決めず、現在の鉢と根の状態から順番に考えていきます。
現在の鉢を実測する
今使っている鉢の号数が分からない場合は、上部の一番広い部分を測ってください。
直径約15cmなら5号、18cmなら6号、21cmなら7号というように、おおよその号数が分かります。
ただしデザイン性の高い鉢では、外側だけ大きく、植物を植える部分の内径はかなり小さいことがあります。
その場合は号数より実寸を優先した方が安全です。
特に陶器鉢は縁が厚いものもあるので、外径だけでは根が使えるスペースを判断できません。
現在の根鉢が新しい鉢の中へ無理なく入り、周囲に新しい土を入れられるかを見ると分かりやすいでしょう。
根詰まりしていなければ急がない
観葉植物は定期的な植え替えが必要ですが、「毎年必ず1号ずつ大きくする」と決まっているわけではありません。
根の状態に余裕があり、水やり後の排水にも問題がなく、植物も元気に育っているなら、必ずしもサイズアップする必要はないでしょう。
大きさを維持したい観葉植物では、適切な時期に根を手入れして同程度の鉢へ戻す方法もあります。
大型化させたくない場合には、号数を上げ続けないという考え方も必要です。
鉢の号数は「大きいほど上位」というものではありません。
植物に合っていることが一番。5号で十分な根に10号鉢を与えても、管理しやすくなるとは限らないんです。
観葉植物の鉢でよくある疑問
最後に、鉢のサイズを選ぶときによく出てくる疑問をまとめます。
号数と実寸の関係が分かれば、店舗でも通販でもかなり選びやすくなります。
観葉植物の鉢サイズに関するよくある質問(FAQ)
- 観葉植物の6号鉢は何cmですか?
-
一般的な6号鉢は直径約18cmです。
1号を約3cmとして考えるため、6×3=18cmとなります。
ただし、鉢のデザインや縁の厚みなどで実寸が前後するので、購入するときは商品のサイズ表記も確認してください。 - 8号鉢から植え替えるなら何号がいいですか?
-
根が十分に回っていて鉢増しが必要なら、まず9号程度を候補にすると考えやすいです。
ただし、8号だから必ず9号へ植え替えるわけではありません。
根の量が少ない場合や根腐れで根を切った場合には、同じ8号やそれより小さい鉢が適することもあります。 - 観葉植物を大きな鉢に植えると早く育ちますか?
-
大きな鉢へ植えれば必ず早く育つわけではありません。
根に対して土が多すぎると、水やり後に土が乾きにくくなる場合があります。
植物の成長に合わせて一回りずつ鉢増ししていく方が、初心者には管理しやすいでしょう。 - 鉢カバーも同じ号数を選べばいいですか?
-
同じ号数だけで判断せず、鉢カバーの内寸を確認してください。
例えば6号鉢は直径約18cmですが、カバーの内径が18cmぎりぎりだと鉢の縁が入らない可能性があります。
「6号鉢対応」などの表示と内径の両方を見るのがおすすめです。 - 10号鉢にはどれくらい土が必要ですか?
-
標準的な10号鉢では約8.5Lが一つの目安です。
ただし、浅鉢や深鉢では容量が大きく変わります。
また、植え替えでは植物の根鉢も鉢の中へ入るため、表示容量と新しく使う培養土の量は同じになりません。
購入する鉢に容量表示があれば、そちらを優先してください。
観葉植物の鉢サイズまとめ
観葉植物の鉢を選ぶときは、号数の数字だけ見るのではなく、現在の根鉢とのバランスまで確認することが大切です。
鉢は一回り大きいサイズを選ぶ
鉢の号数は1号につき直径約3cm。
そのため2号は約6cm、5号は約15cm、8号は約24cm、10号は約30cmと考えられます。
植え替えでは、大きければ大きいほどいいわけではありません。
今の鉢で根が十分に回っていることを確認してから、一回り大きな鉢を候補にするのが分かりやすい選び方です。
- 2号鉢は直径約6cm
- 3号鉢は直径約9cm
- 4号鉢は直径約12cm
- 5号鉢は直径約15cm
- 6号鉢は直径約18cm
- 7号鉢は直径約21cm
- 8号鉢は直径約24cm
- 9号鉢は直径約27cm
- 10号鉢は直径約30cm
- 植え替えは現在より一回り大きい鉢を基本に考える
- 根に対して大きすぎる鉢は土が乾きにくくなる場合がある
- 土量は号数だけでなく鉢の深さや形によって変わる
- 鉢カバーは号数より内寸を確認する
- 大型鉢は土を入れたあとの重量も考えて選ぶ
号数を覚える目的は、植物を無理に大きな鉢へ移すことではありません。
今の根にちょうどいい大きさを見つけるための物差しとして使うのが一番かなと思います。
